一単元あたりの作問数を大幅に増加

モンサクンTouchは、単文統合という仕組みを用いた作問学習の支援環境です。
与えられた単文のカードから3つを選択、並び替えることで作問を行うことができるので、一から問題を作るよりはるかに容易に作問が行えるようになっています。もちろん学習としても、問題の成立条件を理解しないと問題が作れないようになっています。また、システムが診断を行うので、クラスの児童一人一人が、10分程度で20問もの問題を作り、学習できます。
加えて、モンサクンTouchでの児童の学習記録はモンサクンAnalyzerで分析、グラフとして各授業ごと、各児童ごと可視化されるので、児童の学習の変化を把握し、それを授業の進行・構築に役立てることもできます。
また、システムはタブレットで動きますので、普段の算数の授業に取り込むことが容易ですし、教師の方にも運用が容易なシステムとなっています。
※現在は二項演算の算数文章題でも、加減算と乗算のみに対応しています。

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2013.03.14 サイト公開

目指す学習効果

キーワードベースから構造ベースへ

モンサクンTouchは作問学習支援環境です。作問を行うことで児童が問題に対する理解を深める、というのが目指している学習になります。
そして通常行うには負荷の高い演習である作問学習を、演習の効果はそのままに、教師の方が授業に取り入れやすくなる、ということがシステム化により目指す効果になっています。

特に文章題の解決をする際に、"あわせて"だからたし算、"捨てました"だからひき算、というように解決をキーワードで行うような児童に対してこの演習を行うことは特に有効です。
こういった児童はこの演習を行うことで、問題はどのような要素で構成されているのかを考えなければならず、また、逆思考問題の作成にも取り組むことになるために、問題のもつ構造というものを意識しなければならなくなります。
この演習を繰り返すことで児童はキーワードではなく、構造で問題をとらえることができるようになり、問題解決能力が向上するのではないか。これがモンサクンの目指す学習効果になります。

モンサクンとは

モンサクンTouchはタブレット上で実装されている一連の作問学習支援環境です。
従って児童には作問演習システム、教師には演習結果閲覧システムが提供され、作問の授業を支援する仕組みになっています。


 児童用システム:モンサクンTouch
  演習の流れとしては、以下の通りになります。
   1. 児童は自分の学年、組、番号でログインします。
   2. 教師に設定していただくレベルが一覧で表示されるので、この中から一つを選択します。
   3. 演習画面に移るので、ここで作問演習を行います。
  このシステムの特徴としては、以下のようなものがあげられます。
  ・児童に合わせたレベル設定
    レベルの設定は教師が自由に可能です。基準はこちらからも提案させていただいています。
  ・教科書から抜き出した問題
    教科書で用いている問題を作問できるようにしています。
  ・タブレットなので教室で利用
    タブレット上で動作するので、教室で、普段の授業に組み込んでシステムを利用することが容易です。


 教師用システム:モンサクンAnalyzer
  システム使用の流れとしましては、
   1. idとpasswordでログインします。
   2. 担当学年を選択していただくと、その学年の児童のモンサクンTouch上での成績が授業ごとに一覧で表示されます。
   3. 特定の授業を選択すると、その授業における各児童の成績や、実際の回答が閲覧できます。
  このシステムの特徴としては、以下のようなものがあげられます。
  ・授業ごとの成績の推移を確認
    一応授業ごとに成績がどう移り変わっていったのかを見ることができます。
  ・児童の成績を確認
    各授業内で行き詰っている児童、誤りの多い児童がグラフによりひと目で確認できます。
  ・リアルタイムで演習結果を把握
    児童の作問結果は即時に送信されるので、児童の成績の形成的評価が可能となっています。

実践履歴

○モンサクンTouch(タブレット)
・モンサクンTOUCH(加減):10/31-11/22,和と差の文章題,小学校5,6年生2名(特別支援学級),計5時限;山元翔
・モンサクンTOUCH(加減):2/3-15,和と差の文章題,小学校1年生39名,計9時限;山元翔、神戸健寛、吉田祐太
・モンサクンTOUCH(加減):6/19-7/4,和と差の文章題,小学校5,6年生2名(特別支援学級),計5時限;山元翔
・モンサクンTOUCH(乗算):2013/1/30-2/15,かけ算文章題,小学校2年生39名,計9時限;橋本拓也、山元翔、神戸健寛、吉田祐太、合田将治、松田智貴



○モンサクンII(逆思考、PC)

・2008年9月-12月、広島大学附属小学校、4年生、1クラス39名、7時限
・2008年9月、広島大学付属小学校、2年、1クラス40名、2時限
・2009年10月-12月、広島大学附属小学校、4年、1クラス40名、6時限
・2010年11月-12月、広島大学附属小学校、2年、1クラス39名、6時限
・2011年3月、広島大学附属小学校、2年、1クラス40名、2時限



○モンサクン(単文統合型作問、順思考加減,PC)

・2004年1月,飯塚市立片島小学校3年生,2クラス,44名,2時限
・2004年9月,飯塚市立立岩小学校2年生,3クラス,91名,2時限
・2004年12月,飯塚市立片島小学校および伊岐須小学校,2年生,6クラス,169名,2時限
・2005年10月―12月,飯塚市立立岩小学校,2年生,3クラス,99名,8週間の放課後の自主利用
・2005年11月,飯塚市立片島小学校,2年生,2クラス,46名,2時限
・2005年12月,飯塚市立立岩小学校,1年生,3クラス,104名,1時限
・2006年1月,飯塚市立伊岐須小学校,2年生,4クラス,143名,2時限



○モンサクンTouch以前
問題構造の分析
・鶴亀算等の算数の特殊解法の問題構造の分析(初出、1992人工知能学会誌)
・力学問題を対象とした問題内構造および問題間構造の分析(初出、1994信学会)

POP―A:鶴亀算を対象とした知的作問学習支援システム,テンプレート型作問,学習者の作った問題を自動診断しフィードバックを返す作問学習支援としては世界での初めてのもの.実践利用は行っていない(初出論文:ICCE99)

POP-B(問題テンプレート型作問学習支援システム、加減算数文章題、PC)
・2001年2月,飯塚市立幸袋小学校小学4年生,2クラス,55名,1時限
・2003年6,7月,飯塚市立幸袋小学校小学4年生,5クラス,147名,2時限

コンタクト

もしシステムについてなにか知りたい、利用したい、ということがありましたら、遠慮なく以下のメールアドレスまで連絡をお願いします。
info at lel.hiroshima-u.ac.jp(お手数ですが、atを@に変更してください)
様式

名前:所属とお名前をお願い致します。
連絡先アドレス:連絡先のE-mailアドレスをお願い致します。
タイトル:モンサクン、でお願い致します。
内容:モンサクンの利用、あるいは試用、など目的をお願い致します。



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